リクルート
リクルートが組織を上げて取り組むデザインマネジメント。 「ビジネスとデザインの融合」を可能にするボトムアップ型デザイン集団の、様々な現場事例をご紹介します。
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“3ヶ月” で大規模デザインリニューアルプロセスを、デザイン体制から実現する。『リクルートエージェント』のデザインマネジメントの実例
先日、『リクルートエージェント』の大規模改修に伴って、3ヶ月弱という短期間で、初回リリースに関するデザインリニューアルプロセスを進めました。具体的には、約250もの画面の要件定義からビジュアルデザイン(VD)の再検討を行い、並行してデザインシステムの構築まで行っています。 大規模なサービスにおけるデザインリニューアルを3ヶ月弱という短期間で推し進められた裏側には、既存の慣習に囚われない、体制や進め方の工夫がありました。ここからは、具体的な課題や、どのようにそれらを突破したかを紹介したいと思います。

亀田剛志

『じゃらん』組織にデザインを浸透させる。リクルートデザインマネジメントユニットの、デザイン活用推進プロセス
私は4年前に、『じゃらん』などを運営するリクルートの旅行領域に、1人目のデザインディレクターとして参画しました。当時の旅行領域は、リクルートの中でもデザインマネジメントユニットがまだ関与できていない事業領域でした。 そのため、業務委託のデザインパートナーが中心となり。事業やプロダクトにおいてどのようにデザインが貢献できるのかを提示できる組織も不在でした。一方で、現在では旅行領域全体にデザインマネジメントユニットが広く介在できている状態となっています。 今回は、旅行領域が現在の状態に至るまで、私が取り組んできた「旅行領域へのデザイン浸透」の変遷をまとめます。
