スタディスト
知的活力みなぎる社会をつくる 「伝えることを、もっと簡単に。」をコンセプトに、B to B向けの手順書作成・共有プラットフォーム「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」を開発・提供しています。 企業内で日々発生している「手順や方法の伝達ロス」を減らし、業務の生産性向上に貢献しており、国内外問わず2,100社以上の企業で導入されています。

AIプロダクト開発におけるデザイナーの役割は “インサイトを繋ぐ” こと。「Teachme AI」の大幅アップデートの裏側
スタディストでは、AIを使った機能開発に大きく投資しています。2025年6月にはマニュアル活用をAI技術で後押しする「Teachme AI」に大幅なバージョンアップを行いました。 このプロジェクトにデザイナーとして参加した私は「AIを組み込んだプロダクトの開発において、デザイナーは何をしたらよいのか?」という問いに向き合いました。 結論としては、デザイナーとして「インサイトを繋ぐ」ということに絞って振る舞った結果、上手くプロジェクトを前に進めることができたので、その裏側をまとめてみようと思います。

HANYU, Koji

「とりあえず社内リリース・ベータ版公開を選ばない。」スタディストの “UX検証プロセス” の型づくり
スタディストのプロダクト開発組織で、機能開発における価値検証やユーザー体験の検証のための「UX検証プロセス」を型化する取り組みを始めてみました。 プロダクトの価値を検証するための選択肢は、社内リリース、ベータ版公開など、いくつものパターンがあると思います。ただ、ここで一つ問題提起したいのが「特に意図なく、とりあえず社内リリース・ベータ版公開を選んでいませんか?」ということです。 今回のUX検証プロセスの型化は、「どういうタイミングでどのリリース手法を取ると良いか」という判断の再現性をつくり、お客さま全体に速く価値が届けられるようにすることを狙った仕組みです。
